小金井ラグビースクール 参加の心得 For Coach
小金井RS基本方針から講師向けの部分を抜粋しました。
大人=全員講師です。
子供たちのために、何が出来るか!!です。
みんなでみんなを育てましょう。
講師なんて言われるとハードル高いですよね。
ですが、次のステップで順々にやってみませんか。
ステップ1:まず運動できるスタイルでグランドへ
主任講師のサポートをお願いします。
例えば)
練習が変わるときにマーカーを集める(これだけでもすごい助かるんです)
集中できてない子供に声をかけてあげる(わが子は反応しないのに、他の子は反応してくれますよ)
練習から離れちゃった子供が出たら一緒に遊んであげる(決して練習を強要しなくていいんです)
その後に一緒に練習に戻ってあげてください。
ジュニアなら水が減ったボトルに水を補給する。
子供がけがをしたときに付き添っていただく(グランドで)などなど
ステップ2:子供たちと一緒に練習に参加しましょう!!
大人のスピードって子供たちにとってはすごく早いんです。
早い大人と競争!!
子供たちには大いに刺激になります。
失敗したら?負けちゃったら??
心配ご無用、子供たちのためにわざと負けてあげてるんですよって。
個人的には、ダイエットのためのいい運動です。
ステップ3:笛を持ってきましょう
主任講師の練習メニューのお手伝い
主任講師は一つのメニューが終わるころには次のメニューの準備があります。
そこで主任講師の代わりに今の練習を進めて、主任講師の手を次のメニューの準備へ向けてあげてください。
ステップ4:練習メニューを考えてやってみましょう。
子供たちの課題ってわかってきますよね。
その課題が出来るようになる練習メニューを考えてみませんか。
みんな課題があるんです、どうやったら出来るようになるか、そのシーンを切り取って練習メニューに。
ここまでくればどこに行っても恥ずかしくない上級コーチです!!
ちなみに子供たちの感想は、他の講師に聞いてもらっておきましょう、役に立ちますよ。
出来ないことを指摘するのは簡単です。
こうしたらいいよって言うのも簡単です。
いいよというプレーを選手が出来るようにするのがコーチ!!
そのための練習メニューを工夫しましょう!!
やりたい部分を切り取って、切り取って、説明するより、回数をたくさんやってもらおう。
小金井ラグビースクールは活動場所の都合、倉庫がありません。
練習道具は大人と子供が役割分担で持ち帰りが必要です。
怪我などへの一時対応が出来る救急セットは講師全員が持つようにお願いします。
簡易救急セット:絆創膏、脱脂綿(鼻ポン)、爪切り、はさみ、氷嚢 あればテーピング すべて100均でそろいます。
■小金井ラグビースクールのコーチングスタイル(考えかた)
教えすぎない、我慢できるのが大人ですね。
教えずに、どんどんプレーしてもらいましょう。
説明するより、プレーの回数が増えるように!!
どんどんプレーして、失敗して、またチャレンジ!!!
次はきっともう少しうまく出来る!!
そして目指せミスター褒め殺し!!!
ラグビー憲章:競技規則についている、基本精神です。
http://www.rugby-japan.jp/laws/charter/index.html
ぜひ一度読んでください。
■持物
運動できる服装
(保護者の皆様、見学者の皆様と区別する為に、講師ビブスの着用を必須としています)
ホイッスル(笛)、時計
全員持ってくることを心がけてください(全員参加です)
大人の意思統一が非常に大事です。
よく話し合いをして、共有しましょう。
練習の目的、この練習の狙いを共有して子供と接してくださいね。
<基本方針より> 子供たちの模範になるように!!
あいさつをする。
時間を守る。
ラグビーを楽しむ。
<指導方針より>
楽しい練習をする。
大きく長所を伸ばす
(子供たちを誉めて誉めて、のびのび活動するように)
ゲーム性のある練習をする。
競い合わせる。
何のための練習かを理解させる。
これまで大人(自分たち)がやってきたラグビーではなく、
子供達が大人になったときに、「やっててよかった」と
思えるように、ボールゲームを楽しみましょう。
2009年1月24日の講師MTで、指導者の心得を纏めました。
<安全への配慮>
・何においても最優先させる、決して怠らないこと。
根性!!のスポーツではありません。
・水分補給、シューズ、ヘッドキャップの紐、グランドの障害物など。
・柔軟性向上など、怪我しづらい体を作る。
<楽しさを感じさせること>
・学年(年齢)により、求める楽しさは違う。
・いろいろな練習を提供。
・楽しければ自ら進んで練習に参加する。
<叱るより褒めること>
・褒めること、励ますこと、勇気付けること
・我慢強く子供に接する
<子供にあったラグビーを>
・子供のレベルに合わせたゲーム、練習を心がける。
・競争、ゲーム形式の練習を多く取り入れる
・高すぎず、低すぎず、「何とか出来そうだ」が必要。
<勝利至上主義に陥らない>
・勝敗よりもなされた努力を評価する。
・試合の目的は勝つ事であるが、
それだけではない事も日ごろから伝える。
<練習のための練習にならない>
・何のために練習するのか明確にし伝える。
・その練習が試合のどの部分につながるのかを伝え、
試合をイメージさせる。
<すべての子供にすべてのスキルを>
・多様な動きを習得させ、将来に繋げることを意識。
・いろいろなポジションを経験させる。
<正確さを優先>
・まずは正確さを優先、スピードはその次。
・習得できたらスピードを徐々に上げていく。
<説明は簡素に>
・一度に一つか二つのポイントにとどめる。
・子供に考えたり工夫したりする余地を残す。
<手本を示す>
・「百聞は一見にしかず」
・ゆっくりと、多少誇張するような動作で
<フィードバックを与える>
・具体的に何がよく、何が悪かったのか明確に伝える。
・声にメリハリを利かせ、思いやりをもって話す。
以上です。よく読んでください。